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麻の光を恵み 和の世界を叶える
『大麻むすひ細工』作家 和叶です。

和叶は、大麻のことを多くの人に知っていただき広まることで、
大麻の祓いの力で調和・平和・和合…等の、和の世界を叶えたいという思いで名づけました。

皆さんは「大麻」と聞いてどういう印象を持たれますか?芸能人の不祥事等でよくニュースになる怖いもの…そんな人もいるかもしれません。
ですが、大麻は古より神聖なものとして日本人の生活には欠かせないものでした。今でも神社ではしめ縄、鈴緒、巫女の髪飾り、祓い具、と幅広く使用されており、大麻には「海水でも祓いきれない身の内の穢れを祓う」働きがあると言われております。
現在では、一度に大勢の人を祓うため、祓い串を用いられていますが、本来、祓いとは大麻の繊維を両の手で曳き撫でることだったのです。
伊勢神宮のお札のことを『神宮大麻(じんぐうたいま)』と呼びますが、昔は大麻の繊維(精麻)そのものがお札だったのです。
他にも、令和の大嘗祭でも話題になった「麁服」、相撲で横綱が締めている白い綱(横綱)も大麻でできています。

また一方で、衣・食・住と庶民の生活にも深く関わっております。下駄の鼻緒や馬の手綱、釣り糸、漁網、弓づる、畳の縁や束ねる糸…等々。赤ちゃんの産着に使われる麻の葉文様は大麻は丈夫でまっすぐに育つことから、丈夫ですくすく育つよう願いを込められて使用されてきました。
お盆の迎え火、送り火に使うオガラ(麻殻)、これは大麻の繊維(精麻)を取った後の茎になります。

このように、昔から日本人の生活に深くかかわってきた大麻という植物。今は、戦後発令された大麻取締法による様々な規制で、生産者も減少し、厳しい現状が続いています。
一人でも多くの方に麻のことを知っていただきたい!何よりも、光輝く精麻の美しさ、神々しさ!この感動を多くの人に伝えたい!大麻と共にある日本の伝統・文化を次の世代へ継承し、守っていきたいという思いで活動しております。